デパス情報局

うつ病からストレスによる症状まで

デパスは気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる薬です。そのため、うつ病などの症状はもちろんですが、それ以外にもストレスが原因の病気に対しても効果があります。

悩む女性

デパスの成分名はエチゾラムと言い、過度な緊張や不安感を和らげて気持ちを落ち着かせる作用がある医薬品です。脳にあるBZD受容体というところに作用することで、気持ちを落ち着かせてリラックスさせるよう神経に働きかけます。このため過度な緊張が取り除かれて気持ちが落ち着き、イライラや不眠などの症状が和らぐという効果が得られるのです。

このような作用から神経症や心身症、うつ病などの精神的な症状の改善のために処方されています。また、その他にも不眠症や肩こり、自律神経失調症や胃痛など、デパスが適応となる疾患は他にも多く存在しています。

医薬品の分類上では抗不安薬や精神安定剤という分類に当てはまりますが、デパスはその効果が非常に多岐にわたっているために、精神科や心療内科だけでなく内科や整形外科などにおいてもよく処方されているメジャーな医薬品です。

頭を押さえる女性

現代のストレス社会において、仕事や人間関係のストレスが原因で心身の不調を訴えている方は多くいます。ストレスはイライラや気分が沈むなどの精神面の不調を引き起こすだけでなく、様々な身体面の不調も引き起こします。

ストレスによる身体面の不調には、動悸や高血圧などの循環器系の症状、頭痛や慢性的な肩こりによる不快感、熟睡感がなく疲労感が取れない、胃炎や潰瘍など消化器系の症状など多くの不調が上げられます。これらストレスが原因で起こる症状に対してもデパスは有効であると言えます。

例えば、胃十二指腸潰瘍は胃液に含まれている胃酸によって胃の壁を溶かしてしまう疾患です。空腹時や食後の激しいみぞおちの痛み、背中側の痛み、ひどくなると下血などが症状として起こります。暴飲暴食やストレスなどが引き金となって、胃を保護している粘液の分泌が十分に行われなかったり、胃酸過多といって胃酸の分泌量が多くなってしまった場合に起こります。

また、神経質や几帳面な性格であったり、深い悩みをかかえてしまっている人などに発症率が高くなっています。このような性格傾向がある人は一般的にストレスを溜め込みやすく、そのためストレスによる不調が起こりやすくなっていて、胃十二指腸潰瘍の再発率も高いと言われています。

こういった場合に、リラックス神経に働きかけて気分を落ち着かせる作用があるデパスは、精神面からアプローチしてストレスという原因を緩和してくれます。結果として、胃十二指腸潰瘍の治癒への効果を発揮してくれる有効な医薬品と言えます。

足に捕まる女性

デパスなどの抗不安薬で一番懸念する点は、日ごろからのストレスだけはなく、服用に関しても言えます。医師からの指導をしっかりと守らないで長期にわたり服用したり、用量以上の大量に服用を続ければ、耐性や依存性が生じる恐れがあり、ストレスの引き金ともなり得えます。

特にベンゾジアゼピン系に分類される薬には、耐性(たいせい)は、薬の服用を続けると身体が薬に慣れてしまい時間とともに薬の効き目が悪くなる状態です。依存性は、薬なくてはいられない、薬に頼ってしまう状態が起こることもあるので注意する必要があります。

例えば、胃十二指腸潰瘍は胃液に含まれている胃酸によって胃の壁を溶かしてしまう疾患です。空腹時や食後の激しいみぞおちの痛み、背中側の痛み、ひどくなると下血などが症状として起こります。暴飲暴食やストレスなどが引き金となって、胃を保護している粘液の分泌が十分に行われなかったり、胃酸過多といって胃酸の分泌量が多くなってしまった場合に起こります。

ベンゾジアゼピン系の薬は、他の分類の薬に比べて、耐性や依存性が起こる恐れは高く、その中でもデパスは、効き目の長さ(半減期)が短いため、耐性や依存性に陥りやすいです。そのため、医師から指導のあった薬の分量をきちんと守ることが必要です。薬といえば服用を続ける印象がありますが、抗不安薬は、一時的に服用する薬です。

長期間服用を続ける薬ではなく、解消されるまで服用するだけですので長期的に取り組みたい場合はSSRIなどが広く使われています。医師に指導される場合、定期的に服用する薬の量の増減を検討するので、必要ない状態であっても長期間、服用を続ける必要はありません。服用を続ければ、耐性や依存性が生じる恐れが高くなります。