デパス情報局

デパス(エチラーム)の副作用と注意点

デパス(ジェネリックのエチラーム)は非常に優れている薬で、抗不安薬だけではなく、抑うつ状態の改善や筋弛緩作用、催眠作用により不眠症にも有効です。用途が幅広いので精神科の他にも外科や内科もそうですし整形外科などでも処方が可能な医薬品です。良い面ばかりが目立つ一方、比較的少ないとは言われていますが副作用もあります。

依存症の男性

副作用として一番最初に思い浮かべることは、その依存症です。薬の継続的な服用で、効きに慣れたり耐性が出来る場合があります。すると効果を感じにくくなり服用する量が増えてきたり、間隔が短くなってしまいます。その場合医師へ相談をし、服用を減らすよう指示をされるのですが、その際に抵抗を感じてしまったらデパスに依存をしているかもしれません。

頭を押さえる女性

他の副作用として、筋弛緩作用によって肩こりや背中の張りなどが緩和する一方、体に力が入らなくなりふらついてしまうことがあります。誤って転倒した際に頭を強打する恐れもあるため、服用してしまう場を間違えると危険です。特に長時間の運転や外出する際には注意が必要となるため、なるべく自宅で服用するようにしましょう。

眠そうな男性

催眠作用もありますので、意図せぬところで眠くなってしまう可能性があります。通常、食後に服用が望ましいのですが、緊張や不安を緩和させたい場合即効性があるので、その場で飲んでしまう可能性があります。そういう時に起こりやすい副作用です。眠気によって重大な事故を起こしかねませんので、車の運転は避けるようにして下さい。

頭を指でおさえる女性

デパスを服用した際の薬により効果を発揮している時間帯に記憶がなくなる事もあるようです。これは薬の効果によって脳が休止状態に陥っているために起こります。例えば服用を昼の時間に行った場合、その間にあった事が頭に入らなくなる可能性があります。これは極稀に起こる一時的な症状となりますが、脳の神経伝達に異常が起こっているため注意が必要となります。

お酒と男性

デパスを服用する際にはお酒と一緒に服用したり、お酒を飲んだ後の体にアルコールが残っている際の服用は大変危険です。どのような薬を服用するにあたってもアルコールとの関係は悪く、薬の作用が強く働き過ぎたり弱く働く可能性があり自身では体への効果がどのように起きているかも予測ができなくなります。
特にお酒を飲んだ後は酔ってしまう影響もあり、自身を体をコントロールするのにも大変困難になります。体内でアルコールの影響が大きくなり急性アルコール中毒を起こす事もあります。さらに薬の作用が誤った場合には命を脅かす危険性もあります。
デパスには睡眠作用があるため、お酒との服用によって急に強烈な眠気に襲われる可能性もあります。この状況で、もし周囲に助けてくれる人がいない場合だと尚更危険です。また、薬が効きすぎて翌日まで強い眠気を引きずってしまい生活に支障を起こす可能性があります。
お酒との服用は自身の体へ大きな危険性が伴う事をしっかりと認識しておきましょう。

だるそうな女性

デパスの睡眠作用が誤って神経系・免疫系・ホルモン系のバランスを崩してしまい体に対してだるさや倦怠感を起こす事があります。周囲への注意力が散漫になるため特に車の運転や高所での作業をする際には注意が必要になります。一時的な症状になりますので、体に大きな負担のかかる重労働作業などの無理に体を動かす事は控えるようにしましょう。

お腹を抑える男性

薬の成分は全て肝臓によって吸収され代謝を行っていますが、慢性的な薬の使用から影響を受けたり薬のアレルギー体質によって薬物性肝障害を引き起こす可能性があります。特に肝臓は他の臓器に比べて病状が判断しづらい事から進行すると黄疸や重症肝炎を起こす危険性があります。全ての食べ物を代謝する肝臓は重要な役割を担っているため、薬によって悪化させないように注意しましょう。

額に手を当てる老婆

更年期を過ぎると自律神経の乱れからホルモンバランスを崩しやすくなるため、60歳以上の高齢者がデパスを服用した際の副作用として記憶障害や認知症を進行させてしまうとの症例があります。また、一時的に頭がまわらなくなったり筋弛緩作用の影響を受けて運動失調を起こす可能性があるため、なるべく家族が付き添って服用するのがよいでしょう。

やはり一番怖いことは依存症で精神的な思い込みからくるものが大きいと考えられています。主に薬の効果が切れることにより不安が出てくるものですが、これを無くすためには使用頻度を少なくしなければなりません。
これらの副作用は一時的な症状として起こる場合もありますが、慢性的に症状を悪化させて長期間かけて患ってしまう恐れもあります。もし副作用が現れた際には自身の判断で放置せずに早急に専門医へ相談するようにしてください。少しでも副作用の起こる可能性を軽減するためにも、医師から適切な指導を仰いで決められた用法用量を守って服用するようにしましょう。